小諸市議会 2003-12-18
12月18日-04号
△議案第109号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 109号を議題とし、委員長の報告を願います。
総務文教委員長、
福島鶴子議員。 〔
総務文教委員長 福島鶴子議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
福島鶴子議員) 議案第 109号 小諸市公の施設の
指定管理者の
指定手続等に関する条例について、審査の結果をご報告いたします。 本案は、
地方自治法の一部を改正する法律が6月13日公布、9月2日施行されたことにより新設された条例で、この法律は今まで公の施設の管理については市の
管理権限のもとで委託契約に基づき
管理事務や業務を行ってきたが、今回の改正では市が指定するものについては、
指定管理者を指定して、公の施設の管理を行わせようという大きな改正が行われるものです。 その結果、市の直営以外は
指定管理者制をとることになり、民間や法人でない団体でも希望者には門戸を開くことになりました。 改正される
地方自治法の中では、
指定管理者の
指定手続、
指定管理者の行う管理の基準及び業務の範囲などは条例によって定めることとしていることから条例を新設するものであるとの説明でした。 条例は、第1項の趣旨から第11条の附則までの各項で構成され、
指定管理者申請手続、指定に当たっては議会の議決を必要とし、公示をしなければならないことのほか、指定者の権利と
指定管理者の義務等からなっています。 附則では、施行日を公布の日からとしています。 委員から、現在既に委託契約で行われているものの扱いについて質疑があり、理事者から、3年間の
経過措置があるので、その間に条例を適用することになるとの答弁がありました。 また、現在直営をしている業務にもこの条例を適用させるのかとの質疑があり、その業務を委託することがよいということになればこの条例は適用となるが、現在直営をしている業務は現在は適用とならないとの説明がありました。 さらに、この条例がすぐ適用となる業務は
児童クラブであり、3年間の
経過措置の中で適用となるものは、
高峰高原ホテル、あぐりの湯、
自然観察センター、やすらぎ会館、火山館、
デイサービスセンター等であるとの説明があり、委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
----------------------------------
△議案第110号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 110号を議題とし、委員長の報告を願います。
総務文教委員長、
福島鶴子議員。 〔
総務文教委員長 福島鶴子議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
福島鶴子議員) 議案第 110号 小諸市
納税奨励に関する条例を廃止する条例について、審査の結果をご報告いたします。 本案件は、市税の完納を図ることを目的に、
納税組合へ事務費及び
完納世帯数の成績によって
納税奨励金を交付してきたものですが、近年の
プライバシー保護意識の高まりの中で侵害に抵触することが考えられること、
納税組合への納付率によって奨励金の交付額が組合が使った事務費以上の補助金が交付されることは、
納税貯蓄組合法による補助金の範囲を越え違法との判決が出されていること等を踏まえ、本条例を廃止するものであるとの説明があり、委員から、厳しい財政の中、前納金の廃止も考えてはとの意見があり、理事者からは、現在策定中の
行政改革プログラムの中で検討していただくとの答弁がありました。 当委員会は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第111号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 111号を議題とし、委員長の報告を願います。
総務文教委員長、
福島鶴子議員。 〔
総務文教委員長 福島鶴子議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
福島鶴子議員) 議案第 111号
記号式投票に関する条例の一部を改正する条例について、審査の結果をご報告いたします。 本案件は、市長選挙の
投票方法に関する条例の一部を改正するもので、本年6月に
公職選挙法の一部が改正され、期日前投票制度が創設されました。これは病院での投票、郵便投票または滞在先での投票を
不在者投票として従来の扱いとし、いわゆる市民会館に来て投票日前に行う投票を期日前投票として創設したもので、この際の
投票方法を投票用紙に印刷された
候補者名に丸をする方法から除き、
候補者名を書く方法で行うことから条例の一部改正を行うとの説明がありました。 当委員会は審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第112号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 112号を議題とし、委員長の報告を願います。
総務文教委員長、
福島鶴子議員。 〔
総務文教委員長 福島鶴子議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
福島鶴子議員) 議案第 112号 小諸市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、審査の結果をご報告いたします。 本案は、
公職選挙法の一部を改正する法律が12月1日施行されたことと、議案第 115号で審議する小諸市
社会教育委員設置条例の改正に伴い改正するもので、改正の内容は、期日前投票所の
投票管理者及び
投票立会人の報酬及び
費用弁償を
国会議員選挙の執行基準に従って支給することと、
社会教育委員設置条例の施行により委員長を置くことが定められたことから、他の委員会と同じく
委員長報酬 6,500円を加えるものであるとの説明があり、当委員会は原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第115号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 115号を議題とし、委員長の報告を願います。
総務文教委員長、
福島鶴子議員。 〔
総務文教委員長 福島鶴子議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
福島鶴子議員) 議案第 115号 小諸市
社会教育委員設置条例について、審査の結果をご報告いたします。 本案は、平成11年
社会教育法が改正されたことに伴い、小諸市
社会教育委員設置条例の全部を改正するもので、その内容は、現行の中では
社会教育委員は小諸市
公民館運営審議会の委員をもって充てるとなっていますが、法改正によりこの規定が削除されました。今回、委員の改選期に当たり、この法律に基づく
社会教育委員設置条例を改正することに伴い、条例整備を含め全部改正するものであるとの説明でした。 また、
社会教育委員の職務は諸計画の立案、定期、臨時的に
教育委員会への諮問に答える、2つの職務遂行のための研究調査とのことで、委員から、
公民館運営審議会委員との兼務のときは
社会教育委員の顔が見えなかった。今回の改正により
社会教育委員としての活動に期待したいとの意見が出、
デスクワークだけでなく行動、実践による
社会教育の充実を要望し、当委員会は原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第116号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 116号を議題とし、委員長の報告を願います。
総務文教委員長、
福島鶴子議員。 〔
総務文教委員長 福島鶴子議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
福島鶴子議員) 議案第 116号
佐久広域連合を組織する
地方公共団体の数の減少及び
佐久広域連合規約の変更について、審査の結果をご報告いたします。 本案は、
佐久広域連合から構成市町村が脱退する場合は、構成市町村の協議が必要との
地方自治法第 291条の3第1項の規定によるものですが、同じく第 291条では、事前に議会の議決が必要となっていることから上程されたものです。 内容は、
佐久広域連合から北御牧村を脱退させることに伴うものです。あわせて
佐久広域連合規約の一部を改正し、組織する市町村から北御牧村を削除するものであり、議会の組織を定める第7条で議員の人数を北御牧村の議員数2名を減少させ、また第11条で副広域連合長を北御牧村分の1名を削除して14名とするといった内容です。 委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第117号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 117号を議題とし、委員長の報告を願います。
総務文教委員長、
福島鶴子議員。 〔
総務文教委員長 福島鶴子議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
福島鶴子議員) 議案第 117号
佐久広域連合の財産処分について、審査の結果をご報告いたします。 第 116号で説明があったように、市町村合併によって平成16年3月31日をもって
佐久広域連合から北御牧村が脱退することになり、その財産の処分について協議することが必要になり、同じく議決を求めるもので、処分の内容は基金と債務であり、基金は平成15年度末見込みで老人ホーム、財政調整基金ほか2件の基金があり、総額1億 417万円余を平成15年度決算確定後、市町村分担金の按分率及び均等割の按分率によって処理するものであり、債務の北御牧村償還額は平成15年度末、未償還元利見込額8億 832万円余のうち 2,221万円余との説明でした。 委員会は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第136号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 136号を議題とし、委員長の報告を願います。
総務文教委員長、
福島鶴子議員。 〔
総務文教委員長 福島鶴子議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
福島鶴子議員) 議案第 136号 長野県
市町村自治振興組合を組織する市町村数の増減について、審査の結果をご報告いたします。 本案は、一部事務組合の構成数を変更する場合は、
地方自治法第 286条の規定により協議を必要としていますが、その事前に議会の議決を必要としていることから提案されたもので、長野県
市町村自治振興組合は、長野県自治会館と長野県市町村行政情報センターを管理運営していますが、平成16年4月1日、東御市が発足することによって2つの町村が脱退、1の市が加入することになるとの説明があり、当委員会は原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△請願15-9の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、請願15-9 政府に対し、消費税「
免税点引き下げ」「
簡易課税縮小」「総額表示」を凍結するよう
意見書提出を求める請願書についてを議題とし、委員長の報告を願います。
総務文教委員長、
福島鶴子議員。 〔
総務文教委員長 福島鶴子議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
福島鶴子議員) 請願15-9 政府に対し、消費税「
免税点引き下げ」「
簡易課税縮小」「総額表示」を凍結するよう
意見書提出を求める請願書について、審査の結果をご報告いたします。 本請願は、平成15年3月の通常国会で消費税の一部が改正されることにより、事業者免税点が 3,000万円から1,000 万円に引き下げられること。簡易課税制度の適用限度を2億円から 5,000万円に引き下げられること、総額方式、内税方式が義務化されることに対して、中小企業者の立場から厳しい経済環境の中で地域経済を守り、発展させるためにも、この消費税の改正を凍結させるよう政府に対し意見書の提出を求める請願であります。 本委員会では、慎重に審査を行った結果、一部委員から消費税は収入の少ない人も多い人も同じ率で課税されるもので、収入の少ない人ほど負担が大きいので、本請願を採択すべきとの意見がありましたが、法改正が既に行われていること、事業者の受け取った消費税分は本来納税すべきもの、免税点を設けるなら 1,000万円程度が適当と思う。世界的に見て日本の消費税率は低い。財源確保の上でも必要。企業では法改正に伴う納税手続等について既に説明会を行い動いている。法改正後、制度を変えることはできない等の意見が多数を占め、本請願は不採択と決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 23番、
高橋要三議員の質疑を許します。質問席にてお願いいたします。
◆23番(
高橋要三議員) それでは、福島委員長にご質疑をさせていただきますが、私も請願書の紹介議員の立場もありますので、よろしくお願いいたします。 まず4点についてお願いしたいと思いますが、1つは、消費税法の一部の改正がされた中でのことのわけですが、その国会での審議の経過あるいはこの改正のねらいなどについて審議がされたのかどうなのか、それがまず1点です。 それから、2つ目には、先ほどお話がありましたように、市内業者への負担が強くなると、今こういう状況になるわけですけれども、市内業者の実態などについてのご審議がされたのかどうなのか。 それから、3点目ですけれども、簡易課税制度の問題については、非常に範囲が縮小されますと、中小業者の皆さんにしてみれば、本来の仕事でも忙しい中、非常に具体的に事務が煩雑になるというふうになるわけですが、そこら辺の問題についてご審議がされたのかどうなのか。 それから、4点目ですけれども、内税方式というふうになっているわけですけれども、この内税方式というものの本来のねらいがどこにあるのかというようなことについてご審議がされたのかどうなのか、お尋ねをしたいと思います。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの質疑に対し、答弁を願います。
総務文教委員長、
福島鶴子議員。 〔
総務文教委員長 福島鶴子議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
福島鶴子議員) それではお答えいたします。 委員会の中で審議された内容についてお答えいたします。 第1番の国会審議の審議内容についての意見が出たのかということでございますが、格段これに対しまして、委員会としての意見、審議はございませんでした。 第2番目の非常に負担が強くなるということで、市内の中小業者の実態等を審査しているのかというご質疑でございますけれども、これにつきましても委員からそうした質疑もなく、審議は行われませんでした。 3番目に、簡易課税制度につきまして、事務負担が非常に煩雑になる、多くなるということでございますが、これに関しましては、委員会の中でも一、二、そのような意見が出されました。 4番目の内税の本来のねらい等についてのご質疑でございますが、これについても特別、委員会の中で議論はされませんでした。
○議長(
柳沢祥一議員) 23番、
高橋要三議員、再質疑はよろしいですか。 23番、
高橋要三議員。
◆23番(
高橋要三議員) 特に質疑ということではありませんが、いずれにしても今4点にわたってご質疑させていただきましたが、そうした内容について十分な審議といいますか、話題にならなかったということがわかりましたので、そのことだけ確認をさせていただいて、質疑を終わります。
○議長(
柳沢祥一議員) ほかにご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 23番、
高橋要三議員の討論を許します。登壇をお願いします。 〔23番
高橋要三議員 登壇〕
◆23番(
高橋要三議員) 請願15-9 政府に対し、消費税「
免税点引き下げ」「
簡易課税縮小」「総額表示」を凍結するよう
意見書提出を求める請願書について、
委員長報告に反対の立場で討論をいたします。 少し長くなると思いますが、よろしくお願いいたします。 まず初めに、消費税の中小業者向け特例措置の縮小や内税方式の義務づけを盛り込んだ消費税法の改悪の経過とそのねらいについて述べたいと思います。 平成15年3月に衆議院の財務金融委員会でわずか11時間という審議で、法案の重要性あるいは危険性を国民に知らせないまま、深刻な不況で苦しむ中小業者の声を全く無視をして、自民・公明党の与党が野党の反対を押し切り採決を強行して成立したものです。そのねらいが、すべての業者を課税業者にし、消費税の2けた以上への大増税路線の地ならしであることは疑いありません。 全国商工団体連合会を初め、全国中小企業団体中央会や全国商店街振興会、日本商工会議所、全国女性税理士連盟など、多くの中小業者が改悪消費税法に怒りや不満の意をあらわしています。 私も法案成立の過程や改悪のねらいに大きな憤りを感じているところであります。 次に、請願項目1の消費税の事業者免税点制度の 3,000万円から 1,000万円への引き下げを凍結することについて述べたいと思います。 今、深刻な不況とデフレの中で、小売業者は個人消費の停滞、縮小から想像を絶する価格競争が進み、消費税分は身銭を切っているのが実態です。また、請負単価の値下げ、仕事が減り、何とか仕事確保につなげたいということから、消費税分の値引き要求も、のまざるを得ないというのが業者の実態となっています。 ところが、政府やマスコミが免税業者に対して益税だと宣伝しています。委員会審査でもそうした意見があったようですが、しかし実態は、中小業者にとって課税業者であろうと、免税業者であろうと、仕入れや経費で支払った消費税を価格に転嫁できずに損税となっています。まさに消費税の仕組みと中小業者の実態に目を背け、中小業者と消費者を分断する悪宣伝と言わざるを得ません。 小諸市の事業所数は平成8年 2,779から、13年には 2,556と6年間に 223事業所が減少し、そのうち65%が1人から4人の零細業者となっています。この減少傾向は深刻な不況が続く中で14年度、15年度はさらに進んでいると考えられます。 このような実態から推しはかっても、長引く不況の中で必死になって頑張っている中小業者の営業と暮らしを守り、地域経済を守ることを真剣に考えれば、免税点 1,000万円への引き下げ実施の凍結を国に求めることは、地方議会としてごく当然のことと考えます。 次に、請願事項2の簡易課税制度の適用上限を2億円から 5,000万円への引き下げを凍結することについて述べたいと思います。 年間売り上げが 5,000万円を超える中小業者は、仕入れ課税を控除するために取引の相手、年月日、金額、内容の4項目を記載した帳簿と請求書を整理し7年間保存しなければならず、とても記帳できないと悲鳴が上がっています。しかも、税務署員の裁量で不備とされれば、仕入れ段階で支払った税金を再び払わなければならない危険にさらされています。長時間労働に追われる零細業者に、このような事務能力を求めるのは現状を知らない狂気のさたではないでしょうか。 中には、30万円の消費税を払うために税理士に50万円支払って帳簿整理をしたと、納税コストの負担に怒りを発しているという話も聞きました。まさに激しい価格競争や単価引き下げ攻勢の中で、これ以上の事務負担は耐えられないという実態になっています。 私は、事務負担の軽減のために簡易課税の適用上限の引き下げ凍結は地元中小業者の営業と暮らしを守り、地域経済を守り発展させる上からも当然の要求と考えます。 次に、請願項目3の総額表示、いわゆる内税方式の義務化を凍結することについて述べたいと思います。総額表示方式の義務づけについて、政府は弾力的な運用をすると言っていますが、すべての商品の値札やチラシ,カタログなどに総額を記載することになります。この不景気に値段のつけかえなど、膨大な作業負担がのしかかってきます。特に見逃してはならないことは、消費税を内税にして税負担額をわかりづらくし、消費税率の引き上げをしやすい状況にするということです。 11月27日に来年度の税制改革に向け、
政府税制調査会が中間報告を発表しました。その中身は消費税率を2けたにする具体的討議を明記しています。さらに、請願書にも書いてあるように、中小業者にとっては元請けによる下請け単価から消費税の値切りなどの問題も発生します。このように、内税方式の弊害を考えたときに、内税方式の義務化凍結の要求も当然のことと考えます。 最後に、私はここで消費税そのものについて述べたいと思います。 消費税は、暮らしも経済も破壊する税制だと思います。そのことは橋本内閣時代に消費税を3%から5%に引き上げたことなどにより、新たな9兆円の国民負担増がその後の日本経済を台なしにしました。 また、営業破壊税でもあると思います。大企業は消費税率が上がってもその分を価格に転嫁することができるため、自分は負担しないで済みます。しかし中小業者の皆さんは、価格に転嫁しきれず身銭を切って納税しています。中小企業庁や全国商工団体連合会の調査でも、50から60%の業者が転嫁できないというのが実態であります。 さらに見逃せないことは、消費税は低所得者ほど負担が重い税金だということです。税の原則は生活費には税金をかけない生活費非課税と、所得の多い者は多く、所得の少ない者は少ない負担という累進課税が原則だと思います。これに対して消費税は、所得の多少にかかわらず買い物のたびに税金が取られます。このため所得の低い人ほど負担が重くなる最悪の不公平税制とも言えます。 消費税は、社会保障の財源のためだと財界も政府も言っていますが、これはごまかしであると言えます。消費税が導入されて以来、15年間の消費税収入の合計は 136兆円となります。同じ時期の法人税三税の税収は 131兆円減っています。消費税の増収と法人税の減収がほぼ同額ということは、景気悪化に加え、大企業のための減税が繰り返されたためではないでしょうか。 今後についても11月27日の税制調査会の中間答申でも消費税2けた化の具体的検討を明記する一方で、法人税の連結賦課税の廃止や繰越控除期間の延長など、大企業への新たな減税策を打ち出しています。 また、きょうの新聞には自民党、公明党による税制改革大綱が発表になりましたが、これを見ても庶民には消費税を初めとした一層の増税を求め、不況のもとでも空前の利益を上げている大企業には一層の減税をもたらす逆立ちそのものの内容となっています。 このことからも、消費税は社会保障のためということはごまかしではないかということは明らかだというふうに思います。 私は、社会保障の財源は、当面公共事業の削減や軍事費の縮減などによりむだを省くことで補うべきだと考えます。 また、将来的には累進課税の原則に立って、国際水準に照らしても大企業や高額所得者に所得に応じた適切な負担を求める改革が必要だと思います。 以上述べたように、消費税の問題点や今後の税制のあり方から考えても、本請願は中小零細業者の誠実な願いであると考えます。 私は、地方議会の役割は大きく分けて3つあると思っています。その1つは、地域住民の利益を代表して活発な論議をすること、2つ目には、住民本位の条例や施策を制定すること、3つ目には、行政に対して住民の立場から監視や批判をきちんと行うことだと思います。 この立場から本請願を熟慮したときに、たとえ困難な事柄であっても、住民の願いや声を国政に届け、地域住民の暮らしや営業を守り、地域経済を守るために力を注ぐことが地方議会の正しいあり方だと考えます。 既に法改正がされ、それぞれ業者の皆さんは対応の準備を進めていますが、特例措置の実施時期は16年4月1日からとなっています。今定例会が意見書を上げる最後の機会ともなります。
総務文教委員会では不採択ということですが、以上申し上げたことをご理解をいただき、本請願書が採択されるよう議員各位に強く訴えて、
委員長報告に対する反対討論といたします。
○議長(
柳沢祥一議員) ほかに討論ありませんか。 3番、
別府福雄議員の討論を許します。登壇してお願いいたします。 〔3番
別府福雄議員 登壇〕
◆3番(
別府福雄議員) 請願15-9 政府に対し、消費税「
免税点引き下げ」「
簡易課税縮小」「総額表示」を凍結するよう
意見書提出を求める請願書について、不採択に賛成の立場から討論申し上げます。 平成15年3月の通常国会で消費税法の一部が改正されました。この内容は平成16年4月から1つ目として、事業者免税点が 3,000万円から 1,000万円に引き下げられたこと。2つ目として、簡易課税制度の適用上限が2億円から 5,000万円に引き下げられたこと。3つ目として、総額表示、いわゆる内税方式の義務化がされたことです。 昭和63年度に消費税制度が導入されてから15年以上も経過しましたが、事業者免税点が 3,000万円だったことに関しては、今までも消費者からお預かりした税が国に納められていないのではないか、事業者のところに残ったままでいるのはおかしい、個人に返却すべきではないかとの批判が前からあり、今回 1,000万円までに引き下げられたことは公平性の面からも妥当な改正であると言えます。 中小零細企業にとって帳簿づけをして申告するのはわずらわしいとの意見もありますが、青色申告をする際は日々の収入支出の状況を帳簿につけて申告するのが大前提であり、消費者からお預かりした消費税は国へ納税するのが当然の義務であります。簡易課税制度の適用上限が2億円から 5,000万円に引き下げられたことについては、基準年度における課税売上高が 5,000万円以上の企業においては当然会計士、税理士などに経理を任せていると思われます。経費はかかるだろうが、みずからが納得した税額を納めることができるようになります。 また、課税売上高が 5,000万円以下は従来どおり簡易課税制度による納税が認められているわけでありますから、零細企業などへの配慮はされていると判断ができます。 総額表示、内税方式の義務化についてですが、現在の税抜き価格表示と税込み価格表示が混在している状況では、同一の商品やサービスでありながら、価格の比較がしづらいといった状況が出ています。総額表示が実施されることにより、価格の比較も容易になります。 長期化する経済不安定のもとでは、中小企業者はもちろん、市民の生活にも大きな影響が出ていますが、行政がこの人たちを守っていく施策を実施するためにも、その財源となる税収の確保は大事な問題でございます。消費税の使途について見ると、消費税率5%のうち1%は地方消費税交付金として、都道府県及び市町村に譲与、さらに地方交付税総額の29.5%が消費税から充当されており、いずれも私たちの身近な地域の暮らしのために配分され、使用されています。地方へ配分後の消費税残額についても、貴重な財源として、国において基礎年金、老人医療、介護などの老後の生活の安心などのために使われています。 今回の消費税法の改正は、平成16年4月1日から適用されることが決まっており、既に関係者の間では実施に向けて準備が進められていると思われます。 また、この時期に政府に対し
免税点引き下げ、
簡易課税縮小、総額表示を凍結するよう意見書を政府に提出することは、かえって混乱を招くことになります。 以上、本請願書に対する私の考え方を表明して、不採択に賛成の討論といたします。
○議長(
柳沢祥一議員) ほかに討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければこれにて討論を終結いたします。 採決いたします。 賛否両論がございますので、起立により採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
柳沢祥一議員) 起立多数であります。本請願は不採択と決しました。 お諮りいたします。 この際、議事の都合により暫時休憩いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、この際、議事の都合により暫時休憩いたします。 再開時刻は午前11時15分といたします。
△休憩 午前11時00分
△再開 午前11時15分
○議長(
柳沢祥一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△議案第113号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 福祉環境委員会関係について報告を願います。 議案第 113号を議題とし、福祉環境委員長の報告を願います。 福祉環境委員長、
町田照美議員。 〔福祉環境委員長
町田照美議員 登壇〕
◆福祉環境委員長(
町田照美議員) 議案第 113号 小諸市
児童クラブの設置及び管理に関する条例について、審査の結果をご報告申し上げます。 本案は、新設条例であり、平成9年度から各小学校単位に整備してきまして、本年度末に6小学校区の
児童クラブが整備されましたので、その設置管理に関するものであり、平成16年4月1日から施行するものであるとの説明がありました。 当委員会は、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第132号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 132号を議題とし、委員長の報告を願います。 福祉環境委員長、
町田照美議員。 〔福祉環境委員長
町田照美議員 登壇〕
◆福祉環境委員長(
町田照美議員) 議案第 132号 平成15年度小諸市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、審査の結果をご報告申し上げます。 本案は、歳入歳出それぞれ1億 858万 1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億 917万2,000 円とするものであります。 歳入については、退職被保険者等分療養給付費交付金の交付決定による増額と、保険基盤安定繰入金と財政安定化支援事業繰入金の確定による増額です。 歳出については、退職者等分高額療養費負担金の増額と、人間ドック補助金の今までの実績と今後の見込みによる増額であるとの説明がありました。 当委員会は、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第133号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 133号を議題とし、委員長の報告を願います。 福祉環境委員長、
町田照美議員。 〔福祉環境委員長
町田照美議員 登壇〕
◆福祉環境委員長(
町田照美議員) 議案第 133号 平成15年度小諸市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について、審査の結果をご報告申し上げます。 本案は、歳入歳出それぞれ 131万 2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億 6,008万9,000 円とするものです。 歳入については、介護費用適正化特別対策給付金の増額と、一般会計からの繰入金の増額であり、歳出については、国保連合会電送用パソコン1台と介護保険給付費のソフト増に伴う委託料の増額と、各サービス等の今までの実績と今後の見込みを勘案して組みかえをするものであるとの説明がありました。 審査の結果、当委員会は、原案どおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第114号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、建設委員会関係について報告を願います。 議案第 114号を議題とし、建設委員長の報告を願います。 建設委員長、小山達議員。 〔建設委員長 小山 達議員 登壇〕
◆建設委員長(小山達議員) 建設委員会に付託になりました議案の審査の経過と結果をご報告いたします。 報告の中では、委員各位から出された質疑、意見と、所管課の答弁の内容について、その主なものを申し上げます。 議案第 114号
小諸市営住宅条例の一部を改正する条例について、審査の結果をご報告いたします。 本案は、平成8年度から建て替え工事を進めた中松井市営住宅の計画したすべての施設整備が完了したことから、新設した駐車場の管理事項を追加し、駐車場の管理及び使用料について定めるものであるとの説明を受けました。 附則で、この条例は平成16年1月1日から施行し、第55条の改正規定は平成16年4月1日から施行するものであります。 駐車場使用の申請手続等のスケジュールや駐車スペースの割り当て方法について質疑がされました。1月より申し込みを受け付け、3月上旬には使用決定通知を出し、1世帯1台を原則に公平に決めていき、余裕スペースは障害者の方を優先にしていきたいとの説明がありました。 当委員会は異議なく、原案どおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第119号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 119号を議題とし、委員長の報告を願います。 建設委員長、小山達議員。 〔建設委員長 小山 達議員 登壇〕
◆建設委員長(小山達議員) 議案第 119号 市道路線の認定について、審査の結果をご報告いたします。 今議会での認定は2路線であり、市道1775号線は県道八幡小諸線の拡幅改良工事に伴い、取りつけ道路として県で築造した道路が移管されたことにより、新たに認定するものであります。 市道3527号線は、小諸市道路築造基準に基づき谷地原区内へ民間の自営工事により築造された道路であり、今回新たに認定するものであります。 市道1775号線に関連して、市町6差路の一方通行規制の見通しについての質疑がありましたが、地元同意が前提なので、地元区と警察署で調整中との説明がありました。 また、市道3527号線の現地説明時に、造成した宅地の土砂が道路側溝に流れ込まないよう指示をしてほしいとの指摘がありました。 それらを踏まえ、当委員会では、原案を可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第120号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 120号を議題とし、委員長の報告を願います。 建設委員長、小山達議員。 〔建設委員長 小山 達議員 登壇〕
◆建設委員長(小山達議員) 議案第 120号 市道路線の変更について、審査の結果をご報告いたします。 今議会での変更は2路線であり、市道0221号線は浅麓衛生センターを終点とする道路でありますが、施設内は各種の埋設管等による一般の用に供する状況ではないため、終点を浅麓衛生センター敷地外へ変更するものであります。 市道3380号線は、谷地原区内に小諸市道路築造基準により民間の自営工事により築造された道路を本線に取り込み、終点を変更するものであります。 当委員会は、審査の結果、原案を可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第121号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 121号を議題とし、委員長の報告を願います。 建設委員長、小山達議員。 〔建設委員長 小山 達議員 登壇〕
◆建設委員長(小山達議員) 議案第 121号 損害賠償の額を定めることについて、審査の結果をご報告いたします。 本案は、道路管理瑕疵による損害の賠償を行うものであり、その責任について相手方との示談の内容が進んだため、議決を経た後、道路事故責任保険により損害賠償を行うものであります。 安易に補償されるとの風潮が出ないよう、事故発生状況を十分に把握をし、慎重な対応をしてほしいとの意見がありました。 また、道路の損傷箇所がふえているので、効率的な補修方法を検討してほしいとの要請をして、本案については可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第122号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 122号を議題とし、委員長の報告を願います。 建設委員長、小山達議員。 〔建設委員長 小山 達議員 登壇〕
◆建設委員長(小山達議員) 議案第 122号 小諸市外一町二ヶ村
御牧ヶ原水道組合規約の変更について、審査の結果をご報告いたします。 本案は、小諸市外一町二ヶ村御牧ヶ原水道組合から、市町村合併により平成16年3月31日をもって北御牧村を脱退させ、新たに平成16年4月1日から東御市を加入させるものであり、あわせて組合規約の一部改正により題名及び第1条組合の名称につきましても、小諸市外三市町村御牧ヶ原水道組合に改めるとの説明を受けました。 附則で平成16年4月1日から施行するものであります。 当委員会は、審査の結果、原案を可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第134号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 134号を議題とし、委員長の報告を願います。 建設委員長、小山達議員。 〔建設委員長 小山 達議員 登壇〕
◆建設委員長(小山達議員) 議案第 134号 平成15年度小諸市
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、審査の結果をご報告いたします。 本案は、歳入において分担金、国庫補助金、一般会計繰入金、市債とも事業費の確定による減額であり、諸収入は消費税還付金の確定による増額であります。 歳出においては、款1土木費、項1都市計画費は公共下水道建設事業で事業費の組みかえによる増減と、市単事業では実施見込みによる減額、特定環境下水道事業では工事委託料の確定による減額、汚泥処理処分施設市単事業の委託料確定による減額が主なものであります。 款2公債費、項1公債費は、借り入れ利率等の確定による補正であり、第2表地方債においても対象事業費の変更に伴い、限度額の変更を行うものであります。 審査の中で、県内の下水道事業経営は一般会計からの繰り入れがふえており、大変な状況であることから、経費の安い方式について検討をしているようだが、小諸市の取り組み状況についてとの質問に対して県の検討委員会で整備手法について見直し検討されているが、小諸市としては整備計画に基づき、事業着工をしている箇所は現時点ではこのまま進めさせていただき、未着工地区については建設コスト、維持管理費、地元の意見、財源を踏まえ、平成16年度に整備計画の総合的な見直しをして、小諸市としてのあり方を検討していきたいとの説明がありました。 当委員会は、本案については、原案どおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第135号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 135号を議題とし、委員長の報告を願います。 建設委員長、小山達議員。 〔建設委員長 小山 達議員 登壇〕
◆建設委員長(小山達議員) 議案第 135号 平成15年度小諸市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)について、審査の結果をご報告いたします。 本案は、歳入において八満地区の分担金の増額、下水道使用料の見込みによる増額、県補助金、一般会計繰入金、市債はそれぞれ事業費確定等による減額であり、諸収入は施設維持管理収入の増が主なものであります。 歳出においては、総務管理費は運営費の減額、建設改良費は補助対象事業費の組みかえによる増減と、八満地区の市単事業では事業費の確定による減額、公債費は借り入れ利率の確定により減額を行うものであり、第2表地方債については対象事業費の変更に伴う限度額の補正を行うものであります。 当委員会は、原案どおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△請願15-8の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、経済委員会関係について報告を願います。 請願15-8 JR不採用問題の
早期全面解決を求める
意見書採択の請願についてを議題とし、委員長の報告を願います。 経済委員長、
塩川重治議員。 〔経済委員長
塩川重治議員 登壇〕
◆経済委員長(
塩川重治議員) 請願15-8 JR不採用問題の
早期全面解決を求める
意見書採択の請願について、審査の結果をご報告いたします。 本請願は、国鉄が分割民営化しJRになった際、国労組合員が不採用になった労使紛争について、日本政府に対しILO理事会勧告を受けとめ、紛争の解決に向け努力すべきである旨の意見書の提出を求める請願であり、継続審査となっていたものであります。 審査に当たり、委員より、国の加盟しているILO理事会からの勧告であること、紛争の長期化により組合員の高齢化が進んでいることなどから採択すべきとの意見や、解決を図ろうとしても組合内部が一本化されていない、当面様子を見るべきであるなどの意見があり、当委員会は、審査の結果、再度継続審査と決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対しご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は閉会中の継続審査であります。本請願は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本請願は
委員長報告のとおり、閉会中の継続審査と決しました。
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△議案第131号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 次に、議案第 131号 平成15年度小諸市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 本案に対する審議は、各常任委員会に付託された部分について各常任委員長の報告の後、これに対する質疑を行い、質疑終了後、一括討論、採決を行うことといたします。 まず、
総務文教委員会に付託した部分について、委員長から報告を願います。
総務文教委員長、
福島鶴子議員。 〔
総務文教委員長 福島鶴子議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
福島鶴子議員) 議案第 131号 平成15年度小諸市
一般会計補正予算(第6号)のうち、
総務文教委員会に付託された部分について審査の結果をご報告いたします。 条文の部分は、歳入歳出それぞれ4億 1,800万円を追加し、予算総額を 155億 1,700万円とするもので、補正額は第1表歳入歳出予算補正に、地方債の変更は第2表によるものとしています。 次に、第1表歳入ですが、主なものは分担金及び負担金は、県営ガス布設に伴う県企業局から道路舗装復旧負担金と、御影地区にできる高速関連調整地の測量設計委託料、土地購入等に対する道路公団からの負担金等であり、国庫支出金のうち国庫負担金は、国民健康保険基盤安定負担金の増であり、県支出金のうち県負担金の増は、国民健康保険基盤安定負担金の増で、県補助金の主なものは廃止路線代替バス4路線の運行費に対する補助金、また制度改正等に伴う社会福祉費補助金の増減であります。 また、東郷土西原線にかかわるものでは、事業見込み増による国庫補助金と代替地等4件と建物1軒の売り払い収入を見込んでの財産売り払い収入が計上されています。 寄附金は、国際ソロプチミストからの寄附金であります。 市債の1億 4,600万円の増は、それぞれ起債対象事業費の確定によるものの増で、主なものは臨時財政対策債1億 5,000万円で、申請額が確定したことによるとの説明でした。 次に、歳出のうち、款2総務費の主なものは、谷地原区コミュニティセンター、南町公民館の水洗化工事に伴う補助金、小諸市地域防災計画書の増刷費用、和田区のふれあい太鼓に対する補助金、廃止路線バス4路線の運行を委託している2つのバス会社への補助金、及び平成16年4月4日告示、4月11日投票予定の市長選挙の本年度の準備にかかわる費用等です。 款10教育費の主なものは、幼稚園就園奨励費の対象人員増と補助金額の変更による増、本年12月から下水道和田処理場が使えるようになったことによる美南ガ丘小学校の合併処理浄化槽の汚泥抜き取り清掃料、浄化槽の撤去費用、小・中学校に対する各種大会参加費補助金の増は、各校の対象となる大会に参加する機会がふえたことによるもので、県大会以上の大会に参加する場合は、交通費と参加費用の2分の1を限度に補助をしているものです。 そのほか、小・中学校とも要保護、準要保護児童就学援助費が人員増により増額の計上であります。 ほかに御影史料館の建設事業費の増額、御影用水展示模型作成委託料等でございます。 款14予備費は調整による増額との説明がありました。 なお、第2表
地方債補正は、事業費変更に伴う借り入れ限度額の変更に伴うものでございます。 委員からは、歳入の審査につきまして、支出の裏づけ説明が求めにくく、わかりにくいとの意見があり、理事者から歳入は項別に分けにくいが、歳出の際に財源内訳の中で審査することも考えられる。今後の課題にしたいとの考えが示されました。 歳出では、廃止路線に対する代替バスの基準についての質問があり、収支決算によりバス会社の廃止路線と決定された場合、住民要望を受けた路線に対し、関係自治体で赤字分を補うことになるとの説明でした。 現在の4路線、滝原線、小沼線、北国街道、川辺線の1台当たりの平均乗車人数は 2.2人とのことでした。 以上、当委員会に付託になった部分については、原案どおり可決と決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ、以上で
総務文教委員長に対する質疑を終わります。 次に、福祉環境委員会に付託した部分について、委員長から報告を願います。 福祉環境委員長、
町田照美議員。 〔福祉環境委員長
町田照美議員 登壇〕
◆福祉環境委員長(
町田照美議員) 議案第 131号 平成15年度小諸市
一般会計補正予算(第6号)のうち、福祉環境委員会に付託された部分について審査の結果をご報告申し上げます。 款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費の繰出金は、国民健康保険の基盤安定及び財政安定化支援事業の確定によるものであり、目3心身障害者援護費の心身障害者共同作業所管理運営委託料は、おむすび作業所が小規模授産施設と認められたことに伴う増額であり、福祉医療証明及び重度心身障害者医療費は、給付方式変更に伴う増額であり、児童デイサービス事業支援費は母子通園訓練施設ひまわり園がデイサービス事業所と認定され、支援費支払いによる増であり、目5授産所事務費は、屋根や電気系統の大規模修繕工事費の確定による入札差金であり、目6授産所事業費は作業委託料の増であり、目9市民活動推進事業費はボランティアセンターの夜間延長及び休日開館の希望を考慮しての委託料の増額であります。 項2高齢福祉費は、介護保険特別会計への繰出金であり、老人福祉施設建設補助金は三岡のデイサービスセンターあさまに、JA佐久浅間が個別サービスの充実にと、痴呆性高齢者介護専用棟を建設することから、補助金を交付するものです。 また、望月町の北佐久郡老人福祉施設組合佐久良荘には、小諸市から10名がお世話になっておりますことからも、運営費の交付金であります。 項3児童福祉費、目4児童福祉施設費は、東小学校通学区の
児童クラブ東っ子クラブが、現在東保育園に間借りをしていることから、学校敷地内に木造平家建て24坪の建物を建設する工事費等です。 項4生活保護費、目2扶助費は生活保護にかかわる医療扶助費の増によるものです。 款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費は、小諸看護専門学校への運営補助としての備品購入等に対する補助金の増額であり、目3生活習慣病予防対策費は、各種健康診査受診者の増によるものです。 項2清掃費、目2塵芥処理費の可燃物処理委託事業費の減額は、焼却処分のごみの量が減少していることにより、処理委託料の減額を行うものであり、目3高速堆肥製造工場運営費は、コンポスト工場で処理するごみの投入量の増加に伴い、汚水くみ取り及び残渣処理委託料の増額であるとの説明がありました。 当委員会は、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ、以上で福祉環境委員長に対する質疑を終わります。 次に、建設委員会に付託した部分について、委員長から報告を願います。 建設委員長、小山達議員。 〔建設委員長 小山 達議員 登壇〕
◆建設委員長(小山達議員) 議案第 131号 平成15年度小諸市
一般会計補正予算(第6号)の歳出中、建設委員会に付託になりました部分について、審査の結果をご報告いたします。 款8土木費のうち項1土木管理費については、道路事故賠償金が主なものであり、項2道路橋梁費については、道路台帳未登記分用地購入費及び測量委託料の増額、市道0104号線サンライン、市道0128号線東西線はそれぞれの地方臨時交付金事業費確定による減額、通学道路安全対策事業費の計上、高速関連調整池整備事業として、用地購入費が主な内容であるとの説明がありました。 通学道路安全対策事業については、子供たちの安全にかかわる事業であることから、早急に実施してほしいとの要請をいたしました。 次に、項3都市計画費については、公共下水道事業特別会計の事業費確定による繰出金の減額、街路事業費は東郷土西原線の用地購入費から建物等移転補償金への組みかえと、建物等移転補償金の増額が主なものであります。 審査の中で、地元区から要請のある古城から黒橋までの街路整備計画について質問があり、古城から赤坂地区の歩道未整備部分については、暫定的な歩道整備の事業化に向けて検討を進めているとの説明がありました。 また、東郷土西原線の用地買収の進捗状況についての質疑があり、一部難航しているが、誠意を持って対応していきたいとの答弁がありました。 項4住宅費は、住宅用太陽光発電システム普及促進助成金の見込みによる増が主な内容と説明がありました。 委員から、住宅用太陽光発電システムの事業効果を検討するためにも、売電状況等のモニター制度を取り入れてほしいとの意見がありました。 以上報告し、当委員会は、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ、以上で建設委員長に対する質疑を終わります。 次に、経済委員会に付託した部分について、委員長から報告を願います。 経済委員長、
塩川重治議員。 〔経済委員長
塩川重治議員 登壇〕
◆経済委員長(
塩川重治議員) 議案第 131号 平成15年度小諸市
一般会計補正予算(第6号)中、経済委員会に付託されました部分について、審査の結果をご報告いたします。 なお、報告の中では、委員各位から出されました質疑、意見と所管課の答弁の内容について、その主なものを申し上げます。 款6農業水産業費、項1農業費中、農業総務費は平成16年度から米の生産調整方法が変わるのに伴い、台帳整備をするための臨時職員の賃金であるとの説明がありました。 委員より、新しい生産調整方法は今までの転作面積の提示から生産面積提示にかわるものであり、地域の中での取り組みも今までと違ってくるが、農家は既に種もみ等の発注時期に入っている。このままの進め方で間に合うのかとの質疑があり、理事者からは、今月末、県から面積配分を受け、1月、市の調整会議を開いて地区割り当てをする運びであり、ほぼ例年と同じ進みぐあいであるが、初めてのことであり、指摘のとおり予測がつかないので、なるべく早く進めたいとの答弁がありました。 水田作付体系転換緊急推進事業補助金については、ソバが県の奨励作物であるため今受けている補助金のほかに、さらに1平方メートル当たり20円の奨励金がつくことになり、その補助金であるとの説明がありました。 委員からは、転作面積の拡大でソバの販路について悩んでいる。行政としての方針を農業者に示してほしいとの要望がありました。 また、南部県営圃場整備事業償還補助金増については、佐久市分と共同で進めてきた市、耳取地区の事業が終了したことに伴い、繰上償還するものであります。 項2林業費の 200万円は、林業を取り巻く厳しい状況の中で、森林施業に不可欠な活動を行った者に対する1ヘクタール当たり1万円の地域活動支援事業交付金であるとの説明がありました。 次に、款7商工費、項1商工費は、中小企業融資資金預託金の貸付金及び制度融資保証料補給金の利用者増による増額と、空き店舗活用事業補助金3件分の増額が主なものであります。 委員より、空き店舗活用事業の交付のあり方などについて質疑があり、理事者から3年以上継続できない場合については、確約書をもらっているので法的に市に補助金の返還の請求権がある。例えば、倒産した場合の補助金の返還については、労働債権あるいは税金のような優先債権でなく一般債権になるとの回答がありました。 これに関連して、保証人を設けてはとの意見がありましたが、補助金は民法上贈与になるので、なじまないとの答弁がありました。 また、事業費に関連して、観光宣伝方法などについて質疑があり、関東方面は日帰りになるので、宿泊が期待できる関西、北陸方面からの誘客に力を入れているとの答弁がありました。 当委員会は、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しました。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ、以上で経済委員長に対する質疑を終わります。 以上をもって、議案第 131号に対する各委員長の報告並びにこれに対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 本案に対し一括討論願います。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければこれにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本補正予算に対する各常任委員長の報告は可決であります。本補正予算は各常任委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は各常任委員長の報告のとおり可決されました。
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△廃棄物対策特別
委員長報告、質疑
○議長(
柳沢祥一議員) 日程第3、廃棄物対策特別
委員長報告に入ります。 その後の経過について、委員長より報告願います。 廃棄物対策特別委員長、
高橋要三議員。 〔廃棄物対策特別委員長
高橋要三議員 登壇〕
◆廃棄物対策特別委員長(
高橋要三議員) それでは、9月定例会以降の廃棄物対策特別委員会の活動報告をいたします。 当委員会は6月定例会において、ごみ焼却施設建設については、佐久市との共同事業、小諸市での単独事業、御代田町との共同事業など選択肢を整理して調査・検討し、緊急かつ慎重に方向を定めていくこととし、今日まで、この基本方針に沿って委員会活動を進めてきました。 10月14日、協議会を開催し、御代田町が佐久市と臼田町、御代田町、浅科村でつくる任意合併協議会から脱退し自立の道を歩むことを決断したという情勢の変化の中で、今後の焼却場建設の進め方について協議をし、「小諸市のまちづくりの将来を考え、さらに、今まで御代田町と浅麓クリーンセンターでともに事業をしてきた関係を熟慮したときに、御代田町を除いての焼却施設建設は将来に禍根を残すことになるのではないか」という意見が多く出され、10月21日、市長と正副議長、特別委員長で話し合いを行いました。 市長からは「このまま佐久市との共同事業を進めたい。御代田町のことは考えているが、時期を見て判断したい」という考え方が示されました。 11月18日、協議会を開催し、市長との話し合いの経過を報告し、今後の進め方について協議し、再度市長との話し合いをすることの大切さを確認し、12月1日、正副議長と正副委員長で話し合いを行いましたが、佐久市に対して御代田町を共同事業に加えることについては、「今は御代田町のことを言う時期ではない。佐久市との道筋を早くつけたい」という考え方を再度示されました。 11月19日、20日には、岐阜県恵那市のエコセンターにおけるごみ固形燃料化(RDF)・炭化施設と、奈良県桜井市のグリーンパークにおけるガス化溶融施設とリサイクル施設を視察し、今後の焼却施設建設のための研修を深めてきました。 12月15日、本定例会の特別委員会において、今までの委員会活動の経過を確認し、小諸市としては関係区長さんに取りつけ道路について考え方を示したが、「佐久市とは具体的な進展がない」との報告を受け、今後の焼却場建設の進め方について協議しました。 その中で、早く焼却施設を建設してほしいという市民の強い願いにこたえることは議会の責務であることから、佐久市や御代田町との親善友好を大切にしながら、動向をしっかり見きわめて、御代田町を加えた共同事業の枠組みについて禍根を残さない選択をすることの重要性を再確認し、3回目の市長との話し合いをすることとしました。 12月17日、市長と正副議長、正副委員長で話し合いを行いました。市長は、「御代田町を視野に入れた共同事業を進めるように、近いうちに佐久市と話し合いをしたい」との考え方を示されました。 当委員会は、引き続き早期に焼却施設ができるよう理事者とも協議を重ねながら、積極的に対応していくことといたします。 なお、ごみ最終処分場については、特別委員会として「手おくれにならないよう対応してほしい」と意見を述べておきました。 以上でございます。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ、質疑を終わります。 本件については、引き続き閉会中も廃棄物対策についてご審議願うことといたします。
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△
市街地活性化対策特別委員長報告、質疑
○議長(
柳沢祥一議員) 日程第4、
市街地活性化対策特別委員長報告に入ります。 その後の経過について、委員長より報告を願います。 市街地活性化対策特別委員長、
相原久男議員。 〔市街地活性化対策特別委員長
相原久男議員 登壇〕
◆市街地活性化対策特別委員長(
相原久男議員) それでは、9月定例会以降の市街地活性化対策特別委員会の活動報告をいたします。 11月26日、協議会を開催し、今後の委員会の方向性について協議をしました。その中で、一部分の検討ではなく、回遊性等を持たせトータル的に中心市街地の活性化、にぎわいを考える必要性があるとの意見があり、老朽化が目立つ公共施設が集積する中心地ゾーンの再生を考えながら検討をしていくこととしました。 12月15日、本定例会の特別委員会において、(1)経過と進捗状況について、(2)小諸市庁舎、市民会館等公共施設を中心とした(仮称)「タウンセンター」周辺施設の活用と今後のあり方についてを議題とし、協議をしました。 (1)経過と進捗状況について。 泉万跡地利用については、公園、公営住宅、図書館等の検討がなされたが、面積、駐車場等の問題から適さないのではないかとのことで、一時小諸市土地開発公社が取得をし、その後公共の施設整備の計画を練って、市で取得をしたいとの説明がありました。 観光サイン、大型案内看板の設置については、回遊性を持たせるため、観光サイン整備事業(道路案内計画策定)協議組織により、街なみ環境整備事業区域を中心に本年度から四、五年かけ実施をしたい。また観光サインについては、灯籠型で電源はソーラーシステムの導入を考えている。大型案内看板については、駅前、懐古園を中心に五、六基用意したいとの説明があり、委員からは、観光客等は駐車場がどこにあるのかわからないとの質問がありましたが、駐車場案内については案内看板と同様のパンフレットをガソリンスタンド、観光案内所等に設置することを検討しているとの説明がありました。 空き店舗活用事業補助金交付申請状況では、昨年度6件、今年度6件の利用があり、まだ3件の申請がある旨説明がありました。委員からは、空き店舗活用事業補助金を受け、3年間事業が継続できなかった場合はどうなるのかとの質問がありましたが、その場合は、交付条件に3年間以上の事業を継続すること、継続できなかった場合は補助金の返還をするとの確約があり、市では交付条件どおり返還を求める。また、補助金の使途については領収書を提出させ確認をしているとの説明がありました。 日本たばこ産業跡地については、更地の状態で12月1日売買契約を締結し、利用については今後検討をしたいとの説明がありました。 図書館の建設検討委員会については、今年度内に規模、機能について研究をし、その後候補地については検討をしたいとの説明がありました。 (2)小諸市庁舎、市民会館等公共施設を中心とした(仮称)「タウンセンター」周辺施設の活用と今後のあり方について。 中心市街地活性化基本計画の中には盛り込まれているが、現在の社会経済・財政状況下では取り組んでいない状態であるとの説明があり、委員からは、市街地活性化とあわせ市役所周辺ゾーンをどうするのか考えた方がよい。再開発ゾーンとして取り組んでいくのか、市民と相談をしながら進めていく必要性がある。施設の移転の問題があるのか、改築の必要性があるのか、現状を認識し実態を把握する必要性がある等々の意見が出されました。 当委員会では、老朽化が目立つ公共施設が集積する中心地ゾーンを中心市街地のにぎわいとあわせ検討する必要があると考え論議することとしました。 まず、①老朽化した公共施設の現状認識・実態の把握、②必要性・メリット等についての勉強会、③最終的にはどのようなゾーンにするかを検討課題とし、本会議終了後の閉会中も委員会を開催し協議することといたしました。 以上です。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ、質疑を終わります。 本件については、引き続き閉会中も市街地活性化対策についてご審議願うことといたします。
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△日程の追加について
○議長(
柳沢祥一議員) お諮りいたします。 本日提出されました発議1件及び議員の派遣につきましては、議会運営委員会でご協議願っておりますので、これを本日の日程に追加し、即決の議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、発議1件及び議員の派遣を本日の日程に追加し、即決の議題とすることに決しました。
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△発議第11号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
柳沢祥一議員) 日程第5、発議第11号
自衛隊イラク派遣の慎重な対応と
人道復興支援を求める意見書の提出についてを議題とし、提案理由の説明を願います。
総務文教委員会副委員長、
塩川勝人議員。 〔総務文教副委員長
塩川勝人議員 登壇〕
◆総務文教副委員長(
塩川勝人議員) 発議第11号
自衛隊イラク派遣の慎重な対応と
人道復興支援を求める意見書の提出について、
地方自治法第99条の規定により、別紙のとおり提出する。 案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
自衛隊イラク派遣の慎重な対応と
人道復興支援を求める意見書(案) 政府は、イラク国家の速やかな再建を図るために行われている国民生活の安定と向上、民主的な手段による統治組織の設立に向けたイラク国民による自主的な努力を支援することを目的とする「イラク復興支援特別措置法」に基づいて、自衛隊を
人道復興支援活動と安全確保支援活動にあたらせるためイラクに派遣することとし、「基本計画」が決定されました。 わが国が、イラク国家の再建を通じ国際社会の平和及び安全の確保に主体的かつ積極的に貢献することは、大変重要なことと思います。しかし、ゲリラ攻撃が無差別に続き、「戦闘状態」の中にあるイラクに、自己防衛の目的とは言え、装備した自衛隊員を派遣することが果たして真のイラク人が求める復興支援につながるのかを考えた時、決してそうとは言えない状況が現地からの報道等でうかがえます。彼らは「自分たちの国は自分たちの力で再生させたい」と願い、「そのために米英軍の撤退」さえ願っている様子があります。そんな中、今日本が行おうとしている支援の方向が理解され、今まで行ってきた経済、技術援助と同じく信頼と友好で迎えられるかについては大きな疑問があります。 基本計画の閣議決定を踏まえ、今後自衛隊の派遣時期や活動内容、区域の詳細を定めた実施要項を策定するところですが、自衛隊派遣の見直しを含めて、更に慎重な対応を期し、イラク国民が日本に求める「医療や医薬品等の物資支援、水道、電力のインフラ整備」を中心とした復興支援に力を入れることを要望し、
地方自治法第99事の規定により意見書を提出します。 平成15年12月18日 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 外務大臣 殿 防衛庁長官 総務大臣 内閣官房長官 小諸市議会 以上であります。
○議長(
柳沢祥一議員) ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議員の派遣について
○議長(
柳沢祥一議員) 日程第6、議員の派遣についてを議題といたします。 お手元に配付いたしました派遣日程表のとおり、
地方自治法第 100条及び小諸市議会会議規則第 159条の規定により、議員を派遣したいと存じます。 お諮りいたします。 別紙派遣日程表のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
柳沢祥一議員) ご異議なしと認めます。よって、派遣日程表のとおり議員を派遣することに決しました。
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△閉会の宣告
○議長(
柳沢祥一議員) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 以上で、平成15年第6回12月小諸市議会定例会に付議された議案の審議はすべて終了いたしました。 これにて平成15年第6回12月小諸市議会定例会を閉会といたします。 ご苦労さまでした。ご協力ありがとうございました。
△閉会 午後零時10分
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成15年12月18日 小諸市議会議長 柳沢祥一 署名議員11番 小林より子 署名議員12番 小山 達...